こんにちは、しいです!
家づくりをするにあたり、人生で何度も建てるものではないから後悔したくない!と考えている方がほとんどだと思います。
でも、実際に間取りを考えた時に担当の方に自分の希望がうまく説明できなかったり、家族の中でもアイディアがまとまっていなかったりするかもしれません。
我が家では、ハウスメーカーを桧家住宅に決めて建築士さんと打ち合わせを行う前の段階で夫婦の希望をまとめた「要望書」を作成しました。
今回は要望書の作成方法や、ポイントなどを家を建てて実際に住んでいる現在から振り返ってまとめていきたいと思います。
・間取りの要望書をつくりたい
・どのように意見をまとめたらいいか分からない
・他の人の要望書を見てみたい
・要望書のテンプレートがほしい
我が家の要望書
まずは我が家の要望書を載せたいと思います。こちらは実際にハウスメーカーとの打ち合わせの際に使用したものです。(文字が多く見にくいので、今回の記事用に表を2つに分けています。)
階数 | 場所 | 優先順位 | 広さ |
1階 | 玄関・ポーチ | 必須 | 各1.5帖 |
土間収納 | 必須 | 1~1.5帖 | |
リビング | 必須 | LDK合わせて 20帖~ | |
ダイニング | 必須 | 同上 | |
キッチン | 必須 | 同上 | |
たたみコーナー | ★★ | 3帖 | |
トイレ | 必須 | 1帖 | |
洗面所 | 必須 | 1.25帖 | |
浴室 | 必須 | 1.25帖 | |
ランドリー ルーム | ★★★ | 2.5~3帖 | |
2階 | 主寝室 | 必須 | 7.5~8帖 |
WIC(主寝室) | 必須 | 3帖 | |
子供部屋 | 必須 | 5帖 | |
バルコニー | 必須 | ||
ワイドバルコニー | 必須 | 4~5帖 | |
その他 | 小屋裏 | 必須 | 14帖~ |
場所 | 詳細 |
玄関・ポーチ | 鏡つきシューズクローク リビングのドアが開いていても中が見えないようにしたい リビングに入ったとき、キッチンの前に出ないようにしたい |
土間収納 | ゴルフバッグや園芸用品、ベビーカーなどを置きたい |
リビング | 大人数でもくつろげる広さがいい 収納は2箇所 奥行き45cm ①書類・文房具・工具・プリンター等 ②ランドセル・習い事関係・おもちゃ等 リビング階段にしたい 階段下収納がほしい |
ダイニング | キッチンの目の前にダイニングテーブルを設置 間取りの状況によっては横並びも可 |
キッチン | 対面キッチン 料理好きではないため広い調理スペースは不要 壁付けがよい パントリーがほしい 収納スペースを広く取りたい (食器棚・家電置き場・パントリーで2帖) 調理家電をしまわずたくさん置けるようにしたい 【詳細】 IH 流し台上の吊戸棚は不要 |
たたみコーナー | ロールスクリーンなどで仕切れるようにしたい (一辺がリビングと接している配置) 子どもの遊び場や来客の宿泊スペースとして使用 間取りや予算的に難しければ削ってOK |
トイレ | 各階に1箇所ずつ 【詳細】 1階 タンクレス 2階 タンク上に手洗い場がついた便器 |
洗面所 | 洗面台設置、タオルを収納するスペースが必要 来客中でもサッと移動できる位置がいい リビング横でも階段の近くとか |
浴室 | |
ランドリールーム | キッチンの後ろか横がよい 洗面所を経由せず直接入る Z空調があるので北側配置でもOK 洗濯機と水回りのストック収納スペースが必要 勝手口を設ける |
主寝室 | テレビや棚は置かずベッドのみ(クイーンかキングサイズ) 7.5帖にする場合は0.5帖の収納をつけたい 壁際に机を置き書斎として利用したい |
WIC(主寝室) | 衣替えせずに済むくらいのスペースがほしい |
子供部屋 | 収納を1帖つけたい 最初から部屋として作る(間仕切り不要) 子どもが部屋にこもらないよう広すぎないようにしたい |
バルコニー | 布団を干す用 |
ワイド バルコニー | 4~5人でバーベキューをしたり食事ができるくらいの スペースがほしい |
小屋裏 | 半分を収納、半分をシアタールームとして使用したい 階段から上がってシアタールームに行くまでに収納が 見えないようにしたい (例:階段を上がると右が収納、左がシアタールーム) |
要望書を作成するメリット
要望書を事前に作成しておくことで、このようなメリットがあります。
などなど、メリットだらけです!
ですが、ハウスメーカーの営業担当の方に聞いたところ
事前に要望をまとめてくる方はほぼいないので、初回打ち合わせで細かく要望を聞いていくんですよ~
と仰っていたので驚きでした。
打ち合わせの場でいきなり必要な部屋の種類や数、配置などを聞かれても即答できませんよね?
そして家族間で意見が割れると打ち合わせが修羅場に…それは出来るだけ避けたいですよね。
後悔しない家づくりをするためにも、事前にどのような家を建てたいのかイメージを固めておくことはとても大切です。
要望書の作り方
我が家の要望書を見て、なんとなくこんな感じに作ったら設計士さんに伝わるのか~と
思っていただけたなら嬉しいです。
ここからは、自分の家庭にあった要望書を作成するためのポイントをまとめていきます。
①必要な部屋の種類と数を決めていく
間取りについて
一番重要なポイントは、間取りを考える前にどのような部屋が必要かをまとめることです。
ざっくりとでも決めておけば、打ち合わせがかなりスムーズに進みます。打ち合わせで一から決めようと思うと家族で意見が違ってしまったり、そもそもアイディアが思いつかなかったりと上手く進まない…なんてこともあり得ます。
戸建てといっても家庭により必要な部屋の種類や数は違ってくるため、自分はどうしたいかを考えてみましょう。
部屋の種類だと、
リビング・ダイニング・キッチン・玄関・土間収納・洗面所・トイレ・ランドリールーム・主寝室・子供部屋・来客部屋・和室・書斎・バルコニー・収納スペース・物置・小屋裏収納
などがあります。自分の場合どのような種類の部屋が必要かが決まったら、それぞれの部屋の数を考えていきましょう。
スペースの種類と数が決まったら、次は詳細を考えて行きます。
②詳細を決めていく
詳細についてはこちらのポイントをまとめておくと、自分の希望が一気に明確になっていくと思います。
・スペースの必要度
(必須なのか、あったら便利でもなくてもOKなのか)
・広さはどのくらい必要か
・どんなときに使用するか
・収納の場合は何をしまう予定か
・どのスペースの近くにあると便利か
余裕があれば、各部屋に置きたい家具や家電をリストアップしておくと、最低限どのくらいの広さが必要かを担当の方や設計士さんに確認できると思います。
ここまで決めてしまえば、打ち合わせはかなりスムーズに進みます!
そして書類を担当の方に渡しておけばこんな家を建てたいという希望の情報共有が可能になります!
要望書を持ち込んだ効果はあったのか
我が家の場合、間取り決めの初回打ち合わせの際に上記にまとめた要望書を持って行っていき、一級建築士の資格を持つ設計士さんも来られたので一緒に見ていただきました。
こんなの持ってくる人初めてですと驚かれました!
そしてその場で間取りの案をサラサラ~っと作成していただいたのですが、
まさに自分たちのイメージ通りで、実際に立てた家の間取りもこの時からほとんど変わりませんでした。
えっっ…理想過ぎてこの間取りで即決レベル!!!
要望書があったおかげで、間取りを作成してもらった際に
などと思うこともなく、本当にスムーズに間取決めが進みました。
設計士さんの腕が良かったのもあるかもです
当初の要望と最終的な間取りで変更があった箇所とといえば
一階の階段下収納を設けなかったことと、布団を干す用のバルコニーを付けなかったこと、くらいでしょうか。
それ以外はほぼ間取りの初回打ち合わせのときの配置のまま話が進み、実際に家が建ちました!
すでにハウスメーカーの営業さんと打ち合わせを始めていてなかなかイメージ通りの間取りにならない場合、営業さんや設計士さんだけの問題ではなく、自分たちの建てたい家のイメージが固まっていないのが原因かもしれません!
間取りを作成してもらうときは
要望書の話とは逸れてしまいますが…
間取りの作成は可能な限り設計士さんにお願いをしたほうがいいと思います!!
桧家住宅では設計士さんが同席してくれました
営業の方がアイディアを出して間取りを作成・提案してくれることもあるんですが、建築士の資格を持っていない方が多いです。
間取り作成のプロではないので、理想とちょっとズレていたり実際に住んだ時を想像すると使いづらかったりします。
そして自分のこだわりの間取りをゴリ押しされることもあります…
私の場合、要望書を渡す前の話ですが営業所長の方が自社で家を建てた際にアイランドキッチンにしてすご~く良かったらしく、アイランドキッチンのついた間取りを何種類かおすすめされたのですが、私は要望書の通り対面キッチンが希望だったため右から左に話が抜けていきました…笑
間取りの要望書 エクセルテンプレート
エクセルのテンプレートはこちら。
上記にまとめた我が家の要望書記載例と、枠のみのシートがそれぞれあるので
ご自由に編集して使っていただければと思います。印刷して手書きする際にも使えます♪
必要な事項を入力して、印刷したりスマホやPCに表示して担当者さんに見せたりと、色々使ってみてください!
もちろんテンプレートを使わずに手書きしたりスマホにメモしても大丈夫です!
まとめ
今回は間取りを決める打ち合わせで使える、間取りの要望書についてまとめました。
みなさんのお家づくりの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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