こんにちは、しいです!
注文住宅を建てるにあたり、和室は絶対にほしい!と思ったものの、本当に必要なのかな?と疑問に感じたので色々なブログや友達の意見を参考に間取りを作成しました。
結論から言うと…
和室の間取りを考える際に注意したポイントや、実際の使い勝手などをまとめていこうと思います。
なんとなく大きな和室がほしい!と思って設置してしまうと後悔するかもしれません…
最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪
・和室を設けるかどうか悩んでいる
・メリット、デメリットが知りたい
・活用方法が知りたい
・使いやすい広さっや配置が知りたい
和室のメリット
はじめに、和室スペースを設けることのメリットと、デメリットについてまとめます。
メリットはこちらの5点です。
ゴロゴロできる
リビングでくつろぐこともできますが、和室があるとちょっと寝転がりたいときや昼寝がしたいとき、
来客があってリビングだけではスペースが足りないときに使うことができます。
客間として使用できる
来客があり家に泊まってもらうことになったとき、自分の部屋や子供部屋はあってもお客さんが泊まれるスペースがない!と困ることがあります。
そんなときに和室があると来客用のお泊まりスペースとして使うことができます。
子どもの遊び場として使用できる
子育て中で子どもがいる場合(特に小さいお子さん)、おもちゃや絵本などでリビングがごちゃごちゃになってしまうことがありますが、
和室があるとおもちゃの収納スペースとして使用できますし、子どもは和室で遊んで大人は様子をみながらリビングでくつろぐといった使い方もできます。
洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできる
和室があると洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたりとゆったりスペースを使えますし、
リビングとの間に扉があれば和室に洗濯物が置きっぱなしだったり多少散らかっていたりしても隠すことができます。
私は家事が好きではなく、戸建てに引っ越す前にアパートに暮らしていたときにはリビングの床やソファの上に乾いた洗濯物の山ができて、来客のときに毎回片付けるのが大変でした笑
和室を設けるデメリット
逆に、デメリットとして考えられる点はこちらです。
手入れが大変
リビングやダイニングなどのフローリングの床だと汚れても掃除機がけや水拭きなどができ手入れが簡単ですが、
和室だと高温多湿の環境でカビが発生してしまったり、ダニが発生したり、日光で色が変色しやすかったりと手入れが大変です。
お茶やジュースをこぼしたりして畳に染み込んでしまうと完全に拭き取ることが難しく、カビの原因になってしまいます。
家具を置くと跡がつく
フローリングと比べて重いものを置くと沈んでしまうため跡がつきやすく、
一度跡がついてしまうと目立つので気になってしまいます。
家具を置いている際に日光が当たると、家具を置いているところと何もないところで畳の色が変わってしまいます。
位置によっては日常使いが難しい
和室の後悔ポイントを調べてみると、LDKとは別で来客用に独立した和室を設けると普段は全く使用しない部屋になってしまった、
キッチンやダイニングの死角になっている位置に和室を設置してしまい子どもが遊んでいる様子が見えない、
など位置によってうまく活用できず後悔している声がありました。
我が家の間取り
私が和室を設ける際にデメリットを考慮して、注文住宅の間取りを考えた際の要望はこちらの4点です。
・子どもの遊び場にしたい
・LDKから見えるところに配置したい
・リビングと一体化している
・来客があったらサッと隠したい
・1人寝られる広さがあればいい
採用したアイディア
要望をもとに、
リビング横にあり、扉で隠せる位置に小さな畳スペースと押し入れを設ける
というアイディアでまとまりました。
間取りはこちら
上記のアイディアを取り入れた間取りはこちらです!
オレンジが和室・黄緑が押入れ・水色がLDKです。
玄関から入りリビングのドアを開けると、右が和室・左がLDKという配置です。
広さは和室が3畳・押入れが1畳となっています。
自分たちの要望をすべて詰め込んで、こちらの配置になりました!
後悔のないよう間取りを考えましたが、引っ越しまでの間は大丈夫かなとドキドキでした!
実際の使い勝手について
我が家は2020年6月に着工、10月に引き渡しがありました。
2021年夏現在、どのように使っているか、使い勝手はどうかについて書いていきます!
引き渡し当初
引き渡し直後の和室はこんな感じで、照明だけついていて何もない状態です。
畳は琉球畳が6枚敷いてあります。
現在
今のレイアウトはこちらです。
引き渡し直後と同じ角度から撮影してみました。
中はこのような感じになっています。
こちらは奥の押し入れ側から見た写真です。
使い勝手は?
和室を作って本当に良かったな!と思いながら毎日フル活用しています。
特に子どもがまだ小さいので、子供部屋よりもリビングやダイニングで過ごす時間がほとんどのため
リビングに置ききれないおもちゃや棚などを置けるのがかなり便利です。
押入れのスペースも布団をはじめ子どものおむつやおしりふきのストック、本、使っていないおもちゃなどをたくさん入れておけるので部屋がスッキリします!
日頃和室にはおもちゃが散乱しているのですが、来客があった際には和室の扉を閉めると片付けることなく隠すことができるので、
来客のたびにわざわざ片付けるという手間が省けています。
上記に挙げたデメリットについては、こちらの対策を考えたため解決することができています。
→ 我が家の選んだ住宅メーカーの桧家住宅では、標準が和紙でできた畳でい草と違いコーティングされているためダニやカビが発生しにくく、日焼けによる変色もしにくいので手入れがそこまで大変ではないです。
→ ある程度跡がつくのは仕方ないと諦めました!笑
重いものを置く場合には、ゴム製の分厚いマットを敷いてできるだけ畳部分に跡がつかないように気をつけています。
→ 事前に要望や自分たちにとっての使いやすい配置を考えていたため、日常使いできています。
広さは?
広さについては3畳と書くとと結構狭いイメージがありますが、
隣がリビングのため物を置いてもそこまで狭いなと感じることはありません。
大人1人がシングルの布団で寝て、壁際に小さめのテレビを置いたとしても窮屈に感じない広さだと思います。
小さい子どもが遊ぶのにも十分な広さがあり、本棚と子ども用の机と椅子、
車のおもちゃを収納するラックなどを置いていますが親と子ども2人で座って遊んでも大丈夫です。
たまに小学生前後の甥っ子が遊びにきて息子と一緒に遊んでいるときも、
3人並んでおもちゃで遊んでいることが多いので子ども的にも窮屈ではない?ようです!
上記にもありますが押入れをつけたことによりかなりの物を収納できているので、和室にものがありすぎて窮屈になることを防げています。
見た目は?
和室スペースを設けた際にリビングとの見た目の違いが大きくならないかが心配だったのですが、
桧家住宅では畳スペース(3畳以下ほどの広さ)だと和室の建具は使用せず、
押入れの扉・リビングとの間の扉・巾木・敷居どれも洋室の建具のままの内装だったため、
LDKとの見た目は床が畳ということ以外変わらないので、
違和感を感じることはありませんでした。
今は子どもの物を置いているためインテリアをこだわることはありませんが、
子どもが大きくなったら大人がくつろげるスペースとして模様替えをしようと考えています。
本当に必要か考えてみる
なんとなくで和室スペースを設けて後悔するのを防ぐために、こちらの項目を考えてみましょう!
・誰がどんな用途で使うか
・どの場所にあると便利か
・扉が合ったほうがいいか
・広いスペースが本当に必要か
上記にまとめた内容を読んで、和室はやっぱり必要だな!とか、うちには不要だからLDKを広くしようかな、などと方向性が定まってくるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!