こんにちは、しいです!
新築に引っ越して1年が経ち、ピカピカだったキッチンシンクも水垢やくすみが出てきました。
水を弾かないし汚れがつきやすくなってしまった…
今回はキッチンシンク用のコーティング剤を購入し、自分でコーティングを行いましたので
その方法についてまとめていきます。
手順通りに進めるだけなのでカンタンでした!
・自分でキッチンシンクをコーティングする方法
・コーティングに必要なもの
・コーティングの効果と感想
コーティング剤の種類について
コーティング剤は様々な種類がありますが、大きく分けると
・スプレータイプ
・コーティング剤をクロスで塗布するタイプ
の2つに分類できます。
自分でコーティングを行う商品の場合、スプレータイプとクロスで塗布するタイプではそこまで価格に違いはなく、1000円~3000円ほどで購入することができます。
それぞれコーティングの持続期間に違いがあり、スプレータイプだと1~2週間で、クロスで塗布するタイプは半年~1年ほど持続します。
我が家の場合は何度もコーティングをやり直すのが手間だったので、長期間持続するコーティング剤をクロスで塗布するタイプを選びました。
用意するもの
今回用意したのは、和気産業というメーカーの「3年美キープ ステンレスシンク用コーティング剤 15ml」です。
通販で購入することができます。
実は1年前に戸建てに入居した際にも1度コーティングしており、コーティングの効果に満足していたのでリピートで購入しました。
コーティングの手順
それではコーティングの手順について詳しくみていきましょう!
入っているもの
付属品はこちらです。コーティングに必要なものが一式入っています。
- 手袋2枚
- クロス
- スポンジ
- クリーナー
- コーティング剤
その他に用意するものはこちら。
- 中性洗剤
- スポンジ
- ティッシュ
- タオル
クリーナーを使用する前の準備・クリーナーをふき取る際に使用します。ティッシュだとボロボロになってしまう場合があるので、キッチンペーパーだとやりやすいです。
中性洗剤でシンクを綺麗にする
手順を行う際は換気扇をつけておきましょう!
中性洗剤とスポンジを使用し、シンク全体を綺麗にしていきます。
いつも通りの掃除でOK!
クリーナーを塗る
コーティングをする前に、クリーナーを使って細かいキズを研磨していきます。
最初は白いクリーナーとスポンジがだんだんと真っ黒になっていきます。
ぱっと見た感じ綺麗に見えても、クリーナーを使ってこすってみると細かいキズがたくさんついているのだと分かります。
シンクに輝きが出てきたら20分ほど乾燥させてからティッシュでふき取ります。
私はキッチンペーパーでふき取りました
再度中性洗剤でシンクを綺麗にする
クリーナーをふき取ると黒くベタベタした汚れがまだ残っているので、中性洗剤とスポンジを使い綺麗にしていきます。
全体がきれいになったら、タオルを使用して水分をふき取ります。
コーティング剤を塗る
付属のクロスにコーティング剤をたっぷりとかけ、シンクに塗っていきます。
順番は上から下に行うと綺麗に仕上がるので、蛇口のまわり→上部のフチ部分→側面→底面の順に塗っていきます。
コーティング剤を何度も往復して塗ると塗りムラが出来てしまうので、一定の方向に1度だけ塗ります。
塗ると光沢のある塗れ色に変わるので、出来るだけ重ね塗りしないように気を付けます!
乾燥させる
全体にコーティング剤を塗り終わったら、乾燥させるために放置します。
通常:3時間以上
冬季:6時間以上
完全硬化:24時間
家族がいる場合は、コーティングに気付かずに使用してしまうのを防ぐため事前に伝えておいたりテープを貼って使用できないようにしたりしてみてください。
私は家族が寝静まった夜中に行ったので
シンクにテープを貼っておきました
コーティングの完了
乾燥時間が終わったらいつも通り使用することができます。
中性洗剤でシンクを綺麗にするところからコーティング剤を塗るまでは1時間半ほどかかり、そこから乾燥時間が6時間かかりました。
コーティングを行う際はまとまった時間シンクが使えなくなるので、それくらいの時間が取れるときに行ったほうが良さそうです。
説明書の注意事項を一部記載しておきます。
- 使用時、保管時は火器または加熱を避け高温体との接近も避けてください。
- コーティング剤は無臭ではありません。必ず換気してください。
- シリコン・フッ素複合系樹脂が主成分です。かぶれることがありますので、施工時には付属の手袋を必ず使用してください。
- 塩素系の漂白剤や排水管洗浄液などが直接かかるとコーティングが落ちる可能性がありますのでご注意ください。
コーティングの効果
コーティングをする前と後の動画を取ったので、どれくらい違いがあるか比較していきます。
コーティング前のシンクについては、ちょうど1年前に同じ商品を使ってコーティングを行っています。
コーティング前のシンクがこちら
水はけが悪く、シンクにベタっと水滴が残ります。
コーティング後のシンクがこちら
コーティング後のほうが水が粒のようになり、スーッと排水溝に流れていくのが分かります。
新築でも使えるの?
説明書には新築に使えないという記載はありませんが、「新品のシンクは固着せず、はがれる可能性があります。」と書かれています。
我が家のステンレスシンクはクリナップのステンレスシンクで、「特殊エンボス加工」というキズがつきにくく、ついても目立ちにくいというシンクです。
入居してすぐ同じ商品でコーティングを行いましたが、剥がれたり効果が薄かったりということはありませんでした。
剥がれが心配であれば、シンクのメーカーさんやハウスメーカーの担当者さんに確認しておくと確実だと思います!
1年使った感想
商品では3年美キープ・約3年持続と謳っていますが、実際はコーティング当初のような水の弾き具合は半年ほど経つと薄れてしまったように感じました。
ですが我が家の場合、前回コーティングした際は新築のシンクだったので、もとからコーティングされていた上にコーティング剤を塗ってしまった可能性もあります(新築時のコーティングはクリーナーは使用せずコーティング剤のみ使用しました)。
見た目はコーティング剤がところどころ剥げている感じもなく綺麗なままでした。
汚れの落ちやすさは1年経ってからも持続していて中性洗剤を使って軽くこするだけで綺麗になるため、今までクレンザーのようなものでガッツリ掃除したことはありません。
説明書も分かりやすく簡単にコーティングが出来たので、おすすめ出来る商品です。
安価で手軽にでき、日々の手入れも楽になるので、年に1度大掃除のタイミングでコーティングすることをおススメします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!